2008年3月の旅ではフイルムカメラとデジタルカメラで並行して撮影しました。
こちらにはデジタルカメラの作品を掲載します。
カメラはCanon EOS5D(初代)です。
![南ウイング]()
南ウイング
旅への期待と不安でいっぱいの成田空港
私が乗ったのは17:05バンクーバー行きですね。
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レンタカーのタイヤはオールシーズンタイヤ。気温が低いので滑ることはありませんが、結局のところ停車するときはたいていABSが作動していました。
信号も交差点もほぼ皆無ですので、停車するのは1日に1度か2度です。
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ひとたび郊外に出れば、制限速度は時速90kmです。
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原野の中からブログ更新をするため、衛星電話(イリジウム)をノートパソコン(当時としても時代遅れだったXPを中古で入手)と接続して使います。
てるてる坊主大事!
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旅の間はほとんど自炊します。
気温が低いため、燃料はガスではなくガソリンです。
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ユーコン川が凍結し、冬季には川の上を車で走って渡れるようになります。
向こうから走ってきた車のヘッドライトが。 カナダ・ユーコン準州・ドーソンシティ
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アイスブリッジを渡った先の高台から、ドーソンシティの町が見下ろせます。 カナダ・ユーコン準州・ドーソンシティ
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ドーソンシティは100年前のゴールドラッシュで賑わった町です。当時の採掘機。 カナダ・ユーコン準州・ドーソンシティ
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おそらく、ゴールドラッシュ時代の墓地。 当時と変わらぬオーロラの姿。 カナダ・ユーコン準州・ドーソンシティ
![お知らせ]()
お知らせ
「デンプスターハイウェイのユーコン準州区間には、緊急医療サービスがありません 気をつけて運転してください」
この看板を見て気を引き締めます。 カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ入り口
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レンタカーの運転席。左ハンドルです。
ルームミラーの右側に進行方位(北)、気温−37度の表示。
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月明かりに照らされる雪山。その上にオーロラ。 カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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2008年は雪の少ない年でした。2006年末に訪れたときは真っ白の雪景色でした。
カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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デンプスターハイウェイの369kmの無人区間に、道路メンテナンス基地があります。(一般利用は非常時のみ) カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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月星とオーロラの共演。 カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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オーロラのゆらめきとシンクロするような雪山のひだ。カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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雪山にオーロラの緑が映り込む。 カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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北緯66度33分。北極圏。
この地点を境に、夏は24時間太陽が沈まない「白夜」、冬は一日中太陽が昇らない「極夜」となります。
カナダ・ユーコン準州・デンプスターハイウェイ
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残照の残る夕暮れ、地平線の向こうからわきあがるようなオーロラが現れた。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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オーロラはその姿をみるみるうちに変化させる。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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オーロラの展開の早さに、レンズ交換が間に合わないほど。 カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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夢みたい。夢じゃない。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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ピークを過ぎた姿も美しい。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
![はるか来た道]()
はるか来た道
北へ北へと走ってきた道を振り返ると南の空に月とオリオン。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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-30度台後半の寒さの中で、2台のカメラの間を何度も往復するのは意外と大変でした。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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夜通し舞い続けたオーロラの光も、夜明けとともに空に溶け込んでいく。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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奥に左右(南北)に走る道路は冬場のみ、マッケンジー川が凍結したその上を走る道路。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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氷上のハイウェイを200km走って、北極海に面する町タクトヤクタックへ。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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いつまでも輝き続ける西日が眩しかった。太陽の左右には幻日。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク〜タクトヤクタック間アイスロード
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北極海に面する町タクトヤクタック。私の最北到達地。
曇り空で強風だったので、GPSを撮影。北緯69度
27分、西経133度2分。
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タクトヤクタックからの帰り道。全てが凍りつき静止した世界で、動くものはオーロラだけ。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク〜タクトヤクタック間アイスロード
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氷上の舞台で、オーロラの光は次第に夜空一面に広がっていった。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク〜タクトヤクタック間アイスロード
![月下の船旅]()
月下の船旅
アイスロードの氷の中に船が取り残されていた。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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イヌービクの町へと通じる唯一の道路デンプスターハイウェイがブリザードのため通行止になってしまった。他の町に行くことができない。
3月だというのに気温は連日マイナス40度前後となり、車中泊は危険。 B&Bのオーナーさんのご厚意で泊まらせていただいた。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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B&Bの玄関先から。感謝の気持ちでシャッターを切る。
向かいはそり犬たちの犬舎
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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泊めていただいたアークティックシャレーの室内。
暖房完備で外の寒さを感じない。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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アークティックシャレーのキッチン。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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アークティックシャレーのオーナーご夫妻。
地元の情報誌に彼らのヒストリーが掲載されていた。ご主人は南の町に行っていて、やはり通行止のため途中で足止めされており帰宅できない。
奥さんのジュディーは命の恩人。無料で4泊させていただきましたm(_ _)m カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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アークティックシャレーの窓
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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日中の気温-35度。夜には-45まで下がった。
午前中はアイスフォグという霧に町じゅうが包まれている。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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英語が苦手なので敬遠していたが、たまには外食。スモークサーモンは大好物。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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高台にある墓地から望む市街地。オーロラはこの世とあの世をつなぐ存在だろうか。
カナダ・ノースウエスト準州・イヌービク
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4日ぶりに通行止めが解除されて、4日前に来た道を南下する。強風は続いており大型トレーラーが風下で脱輪していた。
カナダ・ノースウエスト準州・デンプスターハイウェイ
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天の川とオーロラ。
カナダ・ユーコン準州・アラスカハイウェイ
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アラスカの北極海に面するプルドーベイ油田から1200km続く石油パイプライン。しばしのブレイクアップでした。
アメリカ合衆国・アラスカ州・フェアバンクス
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トウヒの木々とオーロラはよく似合う。 アメリカ合衆国・アラスカ州・フェアバンクス
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アラスカ大学。星野道夫の在籍した大学。ここアカソフビルはオーロラ研究者の第一人者赤祖父俊一氏の名がつけられたものである。
アメリカ合衆国・アラスカ州・フェアバンクス
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衛星電話をノートパソコンに接続し、ブログ投稿アドレスにメールを送信する。速度は2.8kbps。いつもヒヤヒヤしながら見守った。
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車中泊の毎日で日付感覚がなくなり無人島生活状態となる。車内のダンボール箱に、持参した食品リストとカレンダーを書く。
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アラスカハイウェイにかかる鉄橋越しのごく微弱なオーロラ。
アメリカ合衆国・アラスカ
州・アラスカハイウェイ
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鉄橋越しのオーロラを魚眼レンズで捉えてみた。
アメリカ合衆国・アラスカ州・アラスカハイウェイ
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肉眼でオーロラの姿は見えなかったが、じっくり露光してみると淡いオーロラが捉えられた。
カナダ・ユーコン準州・アラスカハイウェイ
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微弱なオーロラにも多彩な姿がある。
カナダ・ユーコン準州・アラスカハイウェイ
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白い山並みと淡いオーロラ。
カナダ・ユーコン準州・アラスカハイウェイ
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小さなキャビンと薄雲越しのオーロラ。淡く儚い姿が美しい。
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